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審査請求/精神等級

2013.01.07

● 統合失調症 基礎不支給→棄却→2級

概要
男性・57歳(申請時点)
申請:平成25年
結果:障害基礎年金不支給(事後重症)
審査請求:棄却
再審査請求:原処分変更(2級)

 

元々は公認会計士の受験生を長く続けておられましたが、なかなか合格できずに、不安感や不眠などを発症し、平成12年に心療内科を受診したところうつ病と診断される。その後初診病院にて治療を続けていたが、平成21年ころからは、国際的犯罪組織のターゲットになっているなどの妄想的な発言を繰り返すようになり、気づけば警察官に取り囲まれているというようなこともあった。
そして、平成22年に自ら119番し、精神科病棟に搬送され入院。陽性症状は特に顕著であり、病院のスピーカーから洗脳の声が本人には聞こえていたという。同院で初めて統合失調症と診断され、半年ほど入院して治療を受けた結果陽性症状はみられなくなったが、その後は陰性症状が持続している。

 

審査請求まで
ご紹介で当事務所へご相談があり、一通りお話をお聞きした後、訪問しました。お一人暮らしの方で、ご自宅へお邪魔しましたが、失礼ながら室内の散らかり方はすごかったです・・・
やはり御病気の影響もあってか、初診のころなど昔のことのご記憶はあまりはっきりしないのですが、初診の病院と思われるところへ行くとカルテは残っており、そして現在の病院でも診断書を作成してもらって無事申請まではこぎつけられました。

 

結果を待つ時点ではそれほど何も気にしていませんでしたが、その後新聞報道でも批判された兵庫事務センター独自のアンケートがやってきましてそれに回答しました。問題があったとは思えなかったのですが、結果は不支給でしたので非常に驚きました。診断書を見る限りではそうなる理由はわかりませんでした。

 

審査請求~再審査請求
可能性は十分と思いながら審査請求に及びましたが、それも結果は棄却となりました。理由としてはっきりその段階で分かったのは保険者は一人暮らしであることを理由として不支給としているということでした。

 

この理由で棄却されることは増えてきていた時期ではあったのですが、やはりそのこと自体妥当ではないというべきです。

 

要するに保険者側の理屈としては「一人で生活できている=障害の程度は軽い」というものなのですが、この方の場合ご家族とは全員死別されておられ別に好きで一人暮らしをしているわけではありませんし、冒頭に述べたように散らかった室内で過ごされているという状況があったわけです。また訪問看護の方も定期的に来ておられます。

 

何よりおかしいのは、むしろ単身者の方がより要保護性が高いわけですし、それを「生きている=一人で生き抜く力がある=診断書の記載にかかわらず障害の程度は軽度である」とされるのでは、何かあまりに屁理屈が過ぎるんじゃないかと思いました。
また、診断書上の障害要件は満たしているところ、兵庫県独自の書類を理由に不支給としているというのは、それは不公平ではないのか、ということなどを再審査請求で主張したところ、処分変更となり無事2級で認定されました。

 

精神障害認定のガイドラインが策定され、それが今後どのように運用されていくのかわかりませんが、しかし、今後単身の障害者の方もますます増えていくと思われる中で少しでもまともな運用がなされればいいなと思っています。
独居を理由とする事例の中には「ヘルパーを雇っていないから棄却」というような決定もあったようです。しかし、そういうならばヘルパーに来てもらうだけの経済的裏付けとして障害年金も必要なわけですし、こんな人を小ばかにしたような運用が許されてはいけないと思います。

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